ブレット・ラトナー監督の映画「
ラッシュアワー2」を観ました。
前作「
ラッシュアワー」の数日後(2001年公開)、ロサンゼルス市警察の
カーター刑事(
クリス・タッカー)は休暇を利用して
香港へ渡り、香港警察の
リー捜査官(
ジャッキー・チェン)と共に市内観光を楽しんでいた。しかし間もなく米国領事館で爆破事件が起こり、
リー捜査官は
カーター刑事を連れたまま捜査を開始してしまう。
リー捜査官は事件の鍵を握ると思われる香港マフィアのボス、
リッキー・タン(
ジョン・ローン)から情報を得ようとするが、休暇に戻りたい
カーター刑事が騒ぎを起こしてしまい失敗する。
その後、リー捜査官のオフィスが爆破された事もあり、カーター刑事も本格的に捜査に乗り出す。既に捜査は米国のシークレットサービスの指揮下にあったが、香港警察のチン警視(ケネス・ツァン)の黙認の下、リー捜査官とカーター刑事はリッキーの船上パーティーに潜入する。2人はリッキーの部下フー・リ(チャン・ツィイー)に歓待されるが、カーター刑事はパーティー参加者にロサンゼルスの大富豪スティーブン・レイン(アラン・キング)を発見する、といったあらすじです。
前作では
香港の刑事が
米国で活躍しましたが、本作は逆に
米国の刑事が
香港で活躍します。
米国の映画という事もあり、後半から舞台は
米国に戻ってしまいますが、それでも
前作と対を成す映画として充分楽しめます。
また、さらには、
前作には無かった要素、
お色気が加えられているのも嬉しい限りです(
笑)謎の美女といえる、
ツィイーと
ロゼリン・サンチェスが暗躍するのも最高です。
それにしても、あんなマッサージ店は本当にあるんですかね?あんな格好の女性達に普通にマッサージされるだけなんて、生殺しの様な気がするのですが(笑)
前作の大ヒットを受けて作られた本作は、豪華な出演者も見所で、ちょっとした役で
ドン・チードルが出ていたりします。
音楽も相変わらず充実しており、やはりチェンのポリス・ストーリー・シリーズに心憎いリンクが張り巡らされたエンタテインメントの傑作です。
単体でも楽しめるとは思いますが、是非
前作とセットで
ぶっ続けで観てもらいたいものです。
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